【4コマ漫画】田所課長と新人佐藤のしくじり名刺交換ストーリー
なぜこれがNGなのか?
名刺は単なる紙ではなく、その人自身を表す大切な分身です。
その上に名刺を重ねるというのは、
「あなたの上に立ちます」と暗に示すような行為に取られてしまいます。
これは特に年上・目上の相手に対しては、重大なマナー違反になるのです。
ビジネスの世界では、名刺交換はただのあいさつではなく、相手への「よろしくお願いします」という気持ちを伝える大切な行動です。
しかし、ちょっとしたことで「失礼だな」と思われてしまうこともあるため、気をつけたいポイントがたくさんあります。
名刺交換ってなにが大事? 第一印象を決める大切な場面
初対面の人に渡す名刺には、自分の会社名や名前が書かれています。
その名刺をどう渡すか、どう受け取るかで、「この人はきちんとしている」と思われるかどうかが決まります。
少しのしぐさや言葉づかいで信頼されることもあれば、逆に「この人、大丈夫かな…?」と不安に思われることもあります。
だからこそ、名刺交換のマナーを知っておくことはとても大切なのです!
やってはいけないこと①:片手で名刺を出したり受け取ったりする
名刺は、必ず両手で丁寧に出したり受け取ったりしましょう。
片手で渡すと、「やる気がなさそう」「礼儀がなっていない」と思われてしまうことがあります。
スマホを持ったまま、またはポケットに手を入れたまま名刺を渡すのはNG。
しっかりと相手の目を見て、「よろしくお願いします」と言葉を添えながら渡すのが基本のマナーです。
やってはいけないこと②:もらった名刺をすぐにしまう
名刺を受け取ったあとにすぐカバンやポケットにしまうと、「この人は私に興味がないのかな?」と思われるかもしれません。
受け取った名刺は、しばらく両手で持ち、相手の名前や会社名を確認して、顔と一致させるようにしましょう。
そのあと、机の上などに丁寧に置いておくと、「この人は名刺を大切に扱ってくれているな」と好印象を持ってもらえます。
やってはいけないこと③:名刺に書きこむ・折り曲げるなど雑に扱う
もらった名刺にその場でメモを書いたり、くるくる丸めたりするのは大変失礼です。
名刺は相手の分身のようなもの。丁寧に扱うのがマナーです。
メモを取りたいときは、自分のメモ帳やノートに書きましょう。
名刺に直接書いてしまうと、「大切に扱ってもらえていない」と思われるかもしれません。
やってはいけないこと④:何も言わずに名刺を出す
名刺を差し出すときに、無言で出すのはよくありません。
「どこの誰なのか分からない…」と相手を不安にさせてしまいます。
たとえば、「〇〇会社の〇〇と申します。よろしくお願いいたします」と名乗りながら渡すことで、安心感と信頼を与えることができます。
やってはいけないこと⑤:財布やポケットから直接名刺を出す
ポケットや財布から名刺を取り出すと、ヨレヨレになっていることがあります。
それでは、「だらしない人」という印象を与えてしまいます。
名刺は必ず名刺入れに入れて、きれいな状態で渡しましょう。
できればシンプルで上品な名刺入れを使うと、さらに印象が良くなります。
まとめ:これだけは守ろう!名刺マナー7つのポイント
-
名刺は名刺入れに入れて、きれいな状態に保とう
-
名刺は両手で丁寧に渡そう
-
名前と会社をしっかり名乗ろう
-
もらった名刺はすぐにしまわず、少し見てから丁寧に置こう
-
名刺には直接書かない・折り曲げないようにしよう
-
財布やポケットから名刺を出すのは避けよう
-
名刺交換は第一印象を左右する大切な場面と心得よう
ちょっとしたマナーを知っておくだけで、将来社会に出たときにとても役立ちます。
名刺交換は難しいことではありませんが、相手への思いやりがとても大事です。
このページを参考にして、ぜひ好印象を与える名刺交換ができるようになりましょう!
コメント